・カセットデッキの異音2019/04/06 09:31

カセットデッキを頻繁に使うようになってきたら、デッキの中からキュルキュルーと異音がしてきました。 電源を入れて2時間くらい経つとこんな症状になります。 これは、気になります。 中を開けて音の出所を聴いていると、モーター付近からのようです。モーターの配線側のかろうじて内部が見えてる軸にシリコン液を付けて見ました。 付けた時は異音はなくなり、回転もスムーズになった気がしました。が、3時間くらいすると、またキュルキュルーと音がしてきました。 どうしようかな、と考えてしまいます。 シリコンの濃度がたりなかったのかなと。 そこで、接点復活剤を吹きかけてみました。 見事キュルキュルーの音は消えました。 その後、何時間たってもあの音はしなくなりました。 あ、これであと数年は使えるなと思うけど。 メーカーさん、カセットデッキを復活させて下さい。

・オーディオラック作りました。2019/03/07 13:01

オーディオラックを作りました。
これは、無印良品のユニットシェルフを利用しました。
木製で少々節もあったので、黒く着色しました。

今日は、ミケランジェリのピアノコンチェルトを聴いてます。
ラベルとラフマニノフ。ああ、心地よいです。

オーディオはほとんど若い時に買ったものです。
カセットデッキは、高校生の時アルバイトで。
それぞれ修理はしてきました。
デッキは、5年くらい前にヘッドとキャプスタン、
ベルト類の交換。
アンプも25年くらい前に3、4万掛けて修理しました。
プレーヤーもアームの交換をしました。

あと何年使えるかわかりませんが、大切に使いたいですね。

・レコードを聴く2019/02/18 14:25

気になったレコードは、少しずつですが買っていました。
でも、オーディオラックが無かったので、作ったら聴けるようにしよう!と思ってもう、何年も経ってしまいました。
これじゃ大切に拭いたり、メンテナンスをしていても使わないと宝の持ち腐れ。
オーディオラックはまだ無いけど、とりあえず電気を通して音を出してみました。

やっぱりこれですね。
楽しいですね。

・矢代秋雄2017/03/14 10:15

ピアノ調理師協会主催の第11回九州新人演奏会が2017年4月1日に福岡市のあいれふホールであります。

演奏曲目は、

ピアノソナタ第2番、第1楽章・第2楽章・第4楽章 S、プロコフィエフ

ピアノソナタ第1番・矢代秋雄

悲愴 A.スクリャービン

イスラメイ東洋風幻想曲 バラキレフ

ピアノソナタ第3番ロ短調 作品14より第1・4楽章 F.ショパン

「リゴレット」による演奏会バラフレーズ F.リスト

ピアノソナタ第2番 ニ短調 作品14 S.プロコフィエフ

数週間前にNHKFMで矢代秋雄さんのピアノ協奏曲を中村紘子さんの演奏で聴きました。

ラジオのスイッチを入れた時は演奏ははじまっていて誰の曲かなと、興味津々。 終わって矢代さんの曲で中村さんの演奏という紹介がありました。八代亜紀?いやいや矢代秋雄さんという作曲家がいたんだと矢代さんの名前が私の中に刻み込まれました。

それから新人演奏会のチラシの配布があり矢代秋雄さんのピアノソナタが演奏されることを知ったのです。 矢代さんはフランス留学されたみたいで、私はメシアンのような和音の使い方が心地良く感じました。

九州新人演奏会では誰が弾くのかな。楽しみです。

・リヒテル バッハ平均律クラヴィーア曲集2017/02/28 14:30

先日、福岡の映画館でユーリ・ノルシュタインの映画を観ました。 彼は1941年生まれ。 旧ソ連時代の1970年頃から末にかけての数本の短編映画の上映でした。

その中の1979年の作品でタイトルは、話の話。

日本の子守唄を連想させるような音階。

雨に濡れる林檎。

縄跳びをする少女と牛。

空を泳ぐ魚。

子守をする女。

タンゴに合わせて踊る男女。

レコードの針が跳ぶのと同時に消える男達。

銃の音。死ぬ人、戦争から帰ってくる人。

この中で中心に流れるのが、スヴァトスラフ・リヒテル演奏のJ.S.バッハ平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第8番 変ホ短調プレリュード。

風に音がなびいているような揺らぎもあるのに、キラキラしていて、不思議なリバーブがかかっていて夢の中で聴いたような音。 映画を観て使われてる音楽に心撃たれることは、あまり経験したことがありません。

因みに録音は、オーストリアのザルツブルク郊外のレクスハイム宮殿でピアノは、ベーゼンドルファーだそうです。 音の独特の揺らぎは、調律師の腕もさることながらピアノや宮殿の中という理由も大きいのでしょうね。

・M・Bゴフスタイン「 ピアノ調律師」2015/02/26 02:37

人生で自分の好きなことを仕事にできる以上に 幸せなことがあるかい?

~

お客さんから教えていただいたM・Bゴフスタインの 絵本「ピアノ調律師」の中のピアニスト、アイザック・リップマンの言葉です。 私自身も忘れかけてた、調律という仕事を志した時にいだいた大きな思いです。

~

デビー・ワインストックは、まだ小さな女の子です。彼女のおじいさんのルーベン・ワインストックは、仕事に厳しく孫娘を愛する世界一の調律師です。ルーベンはデビーをピアニストにしたいと思っていましたが、デビーの憧れの仕事は、大好きなおじいさんと同じ調律師だったのです。

~

我が家にピアノがきたのは、中学2年生の頃でした。年に数回の調律の時はできるだけ時間を合わせてもらい仕事を見せてもらっていました。とは言っても、理解できるような耳も知識もありません。ただ音を聴き、見えない別の世界に想いを馳せるのでした。それは、オーロラのカーテンの大きな揺らぎのようだったり、空に浮かぶ消えそうな雲のようだったりとそれを操る魔術師の仕業と、見えない世界への憧れは募るばかりでした。そして、私もそれを仕事にしてみたいと真剣に思うようになりました。

・温湿度計2013/06/29 00:28

調律時に欠かせないのが温湿度計です。温度、湿度が変わると音程が変わります。温度が下がると音程は上がります。温度が上がると音程は下がります。これは、金属が縮んだり伸びたりするためです。湿度が下がれば音程も下がります。これは、木材が乾燥して縮むためです。コンサートグランドでは、4度の差で1Hz変わるそうです。調律をはじめた時と、終わった時の温湿度は同じ方がいいですね。これは、無印の温湿度時計です。小さくていいです。800円くらいでした。

・みづきちゃんからの手紙2013/06/01 13:39

かわちさんへ                        いつもピーノをせえりしてくれてありがとう。またピーノをせえりしてください。きょうもありがとうございます                     みづきより                                          大勢の人が聴くコンサートのピアノを調律することは大変嬉しいことですが、個人のお客さんから調律の感謝の手紙をもらうのは、なんとも言えないものがあります。ピアノの調律を整理して、と表現してるところは、素晴らしいと思います。なるほど当たっています。音がずれたピアノは、散らかった部屋のようです。

・私が選んだCD2013/05/08 11:45

連休最後の日にCDを買いました。 今回は、4枚。エリック・ドルフィー、ミシェル・ペトルチアーニ、リー・モーガン、ハンス・ロット。 前3枚は、ジャズでハンス・ロットは、クラッシックです。 ドルフィーは、2枚のレコードを持っていますが、この中に収められてる音楽でもドルフィー独特の身がよじれそうな演奏が聴けます。 ペトルチアー二は以前から知ってましたがCDは今回が初めての購入。 先日、月岡翔生子トリオを聴きに行った時彼の曲が演奏されました。 その影響です。 リー・モーガンのキャンディはジャケット買い。 ハンス・ロットは全く知らなかった作曲家。 マーラーの親友でブルックナーの弟子だそうで、自作の冷たい反応に対して発狂して後結核になり26歳の若さで亡くなったそうです。この交響曲1番は、20歳の頃の作品でブルックナーもマーラーも高評価です。一回聴きましたが、好きか嫌いかまだわかりません。

・コンサートグランドCFⅢ2013/04/18 12:03

コンサートホールでコンサートグランドを調律するのは楽しいです。ピアノもホールも心地よく響くし、素晴らしい音楽を創る要素がいっぱいです。